ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

2番目(姉弟の弟)気質

私には4歳年上の姉がいる。結婚して娘2人も社会人になって落ち着いている。この数年間は、パートの仕事をしているが、結婚後は新聞配達の仕事をしていたこともある。仕事が好きとかいうよりも基本的に根性がある。比較的明るく社交的な性格だが、特に目立って何かするほどではない普通のタイプである。私は、上司や同僚、取引先の相手など仕事関係の人や、妻や息子達など対応に苦労している人もいるが、世の中で多分最もかなわない人は姉ではないかと思っている。

姉は中学、高校とバレーボール部で、中学の時はキャプテンとして都道府県の大会にも出場したことがある。中学2年の時、父が転勤で転校することになった時、姉は部活を辞めるのが嫌だと言い張り、家族の問題となった。現代なら当然、父親が単身赴任するところだが(当時でも中学生の子供が居ればそうする人も多かったと思うが)、単身赴任という選択肢はなかった。それで両親は、中2の姉を一人下宿させて転勤することにした。私は当然、転校した。たまたま部活の同級生に空いている部屋があるから下宿させて戴けるというご好意がありお世話になることになった。今思うと相当無茶な話ではあるが、姉は、実際、部活の夏の大会の終わりまで下宿生活を続け、都道府県大会で敗北すると直後に転校した。下宿の間は、特に寂しくて困るということもなく過ごしていたようであった。高校入試では中学3年で転校したため、やや不利であったと思うが、公立高校に入学した。高校2年の時に、また父の転勤で転勤前にいた都市に戻ることになったのだが、姉は当然の如く転校せずに下宿することになった。

という経緯からも姉は相当根性があり、弟の私は到底適わないような気がする。姉は、高校卒業後に大学進学、特に教育大学に進学することも検討したようだが、結局、金融機関に就職した。(想い出の民芸品オルゴール - つまらない日記)その後、結婚して娘2人を育てた。姉と私は、幼少の頃から、近所の友達と一緒に遊んだりして、記憶の限りほとんど喧嘩したことはない。というか偶に姉から注意されたことはあったかもしれないが、それには大人しく従っていたと思う。一方、姉のために買った児童書や百科事典、雑誌などが家には有ったので、それらを読むことで多少学力向上にも役立ったかもしれない。何れにしても、二番目の特性として、上の兄弟をみていると失敗を避けることができるという習性があったと思う。

世の中、例えば二人の兄弟に限定すると次のパターンがある。
・男ー男
・男ー女
・女ー男
・女ー女
私は「女ー男」の所謂「一姫二太郎」のパターンの弟となる。人それぞれだと思うが、このパターンの弟は比較的穏やかになる気がする。私は、競争心が薄く、中学のバスケ部や大学のバスケサークルでも、あまり勝ち負けが気にならず適当にやっていた感がある。勉強も自分のペースでやっていたら何とか入試も乗り越えたという感じがある。

そう思うようになったのは、我が家の息子が男ー男のパターンで、その次男が大変な負けず嫌いな性格であることによる。運動会や勉強も順位に拘るが、体育で行うバスケットの試合や昼休みのサッカーの試合まで負けると悔しくて家で不満を言っている。兄は、逆に何でも適当にやり過ごす性格だが、何れも勉強、スポーツにそれなりに頑張っているので、どちらが善いという訳ではない。

兄のいる妹と姉のいる妹の違いは、我が家では判らないが、兄のいる妹は男性社会でも上手く対応できるような気がする。姉のいる妹は、活発、大人しいにせよ姉と反対の性格のような気がする。何れも主観で実際どうかは判らないが、自分自身はどうも年上に頼ってしまう気質があるような気がする。これは、仕事で管理職になってからどうも年下への指導が今一つ上手くできないと思うことから考えたことである。そうは言え、世の中の姉弟の弟は、上手くやっているのだから、そんなのは言い訳にしかならないだろう。

姉とは偶に実家で会って話す程度だが、姉が良いと思うか、妹が良いと思うか、暇潰しに聴いてみようと思う。しかし、そんな訳の分からないことを聞くと一喝されるかもしれない。