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ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

小学校最後の運動会

小6の次男の運動会があった。この辺では春に運動会を行う。今年の次男は、開会式の児童会長の挨拶、徒競走、騎馬戦の大将、高学年リレーのアンカーと見所が多く、祖父・祖母も見に来た。

今年は、運動会の席は例年と異なる場所とした。一番後ろの席を取り、キャンプ用の折り畳みイスを持ち込むことにした。前の席は、マナー上、後ろの人が見えなくなるので小型のイスも使用禁止である。一番後ろの席にしてみると、見通しもよく、一部が日陰になっている上に、何よりも敷物に座っているよりずっと楽に見ることもできた。祖父は、腰が悪く下に座るのが苦手なので最近運動会を見に来ていなかったのだが、イスに座ってゆっくり見ることができたようだ。

次男の方は、開会式の児童会長の挨拶も無事こなし、初めに徒競走であった。この2年くらいはリレーの選手に選ばれていながら、同じ組に速い子がいて2位が続いていた。今年は、1位になり雪辱を果たした。

次は大将として出場する騎馬戦である。予選で次男の騎馬は、2回対戦して1勝1引き分けだった。1引き分けの相手は敵の内、最も強い相手だったそうだ。それで、無理に帽子を取らずに、組んだ両手を離さないようにして引き分けに持ち込む作戦だったとのこと。引き分けの時は、決勝に進めないが、大将は例外として必ず決勝に進出できるというルールを生かした作戦である。決勝では、大将まで回る前に決着がつき、大将の出番は無かったが、優勝できた。

リレーは6組で走るが、次男曰く練習の時は最下位も多かったという。あまり期待せずにせいぜい自分の番で追い越されなければいいねなどと言っていた。リレーが始まると、案の定次男の組は、4年生のスタート直後は最下位の6位である。まあ、こんなものだろうと見ていると5年生から6年生にバトンが渡り順位が入れ替わり次男の組が3位になった。そこでいよいよアンカーの次男にバトンが渡った。すると3位でバトンをもらった次男が怒涛の走りを見せ、1位と2位の子を追い越し、見事1位になりゴールした。さすがにこれには親の私もシビれてしまった。

次男の小学校は1学年概ね3クラスあるので、赤組、白組、青組の3つに分けて戦っているのだが、次男の紅組が総合でも優勝した。最後の運動会を締めくくる申し分のない内容だった。終わってから、孫の活躍に気を良くした爺さんのおごりで夕食に居酒屋に行った。

長男が小学校に入学以来、延べ8回運動会を見てきた。初めて見たときは、子供たちが練習通りに滞りなく進行するのに感心した。雨で延期になったり、風が強くお昼を外で食べることができなかったり、暑かったり寒かったりと様々あった。8年間のうち4年間は長男と次男と重なり、競技のビデオ・カメラ撮影に右往左往した。そのほか、やれ、場所取りだ、弁当用意だといろいろ面倒で、漸くこの運動会も終わると一安心する一方で、ちょっと寂しい気持ちもする。

それにしても今回の運動会。親バカだが、次男の活躍は出来過ぎというくらいだった。平凡なサラリーマンの息子としては、既に父親を越えてしまっている感じである。