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ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

夏休みの自由研究で医大に行った思い出

小学生の息子達(長男は中1)を見ていて、夏休みや冬休みの自由研究が今ひとつだなあと思う。毎度あまりやる気が感じられず休みの終わり間際になって、取り敢えず絵を描いたり、木を切って釘を打って適当な作品を作ったり、ノートに何かをテーマにまとめたり、多少ましな時は新聞を作成したりしている。

それでも作ってみれば上手い下手は別として、それぞれ味がある?し、あまり親が評価したり意見する自主性が損なわれるので、期日を守ることは注意するがうるさくは言わないようにしている。それでも次男が以前手づくりで作成した「トントン相撲」は、クラスでも人気でみんなが遊んで壊れてしまったそうで、偶にはヒット作品もある。ただ高学年ななったら少し外に行って大きなテーマに取り組んでほしいと思う。

以下はオヤジの昔の自慢話となる。私は普通の公立の小学校に通っていたが、小6の夏休みの自由研究をグループで行うことになった。今思えば先生も面倒臭いことにしたものだが、家の近いいつもの友達でグループを作った。細かなことは覚えていないが、当時テレビで田宮二郎主演の「白い巨塔」を放映していて、私は原作も読んでいたので医者とか癌とかに興味があった。それで「癌」について調べようということになった。今思えば私が独断で進めたのかもしれないが、当時の私は図々しいところがあったのかもしれないが、今は見る影もない。それで「白い巨塔」の浪速大学よろしく大学病院に行こうと発案し、私が市内の医大に電話して、「夏休みの自由研究で癌のことを調べるので伺いたい。」とお願いした。まあ、随分無謀な行動と非難されることで今なら親も許さないだろうが幸い私の親は無関心なので実行した。

大学も訳が判らなかったようだと記憶しているが、小学生4人で癌のことについて若干本で調べて程度で医大に行った。助教授の先生が親切に対応してくれ、癌の小冊子をくれ癌の原因や進行について説明してくれたと記憶している。癌の実際の標本などを見せてくれ、持参したカメラで写真を撮った。先生と仲間で一緒に写った写真もある。

模造紙に写真を含めてまとめ夏休みが明け、小学校のクラスで発表した。一応クラスの代表に選ばれ学年でも発表した。しかし、クラスで捨て犬や捨て猫を焼却処分する動物愛護センターに行き、その内容を発表した女子グループがいて、そちらの内容の方が優れていたと思う。

小学生の時は、友達と釣りに行ったり、遠くまでサイクリングに行ったり、独りでスキーを持って列車に乗って親戚の家に行ったりと大人が居ない中で広く活動していたので自由研究の体験を含めて、最近の子供達はやや幼稚に思える。現代は、子供だけでは危ないのでなかなか昔みたいにいかないだろうが、つい何か物足りなく感じてしまう。

因みに医大に行った同級生の一人は、その医大に合格し医者になっている。