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ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

OCNはネットサービスの覇者になるか。(隠れた良サービス「フレッツテレビ」)

携帯電話からスマホに移行してモバイル全盛期だが、モバイル通信キャリア各会社は、やや足踏みしているような印象がある。限られたパイにある程度携帯電話・スマホは行き渡って、完全なシェア争いの様相を呈している。一方、瞬間的にはドコモ、ソフトバンク、auでキャンペーンを張って価格競争しているが、スマホを保有すると基本的には各社横並びで月7千円くらいかかるようである。モバイルルーターも月3千円くらいで、こちらはまだ伸びる要素はあるかもしれないが、横並びのようである。

その中で格安SIMカードが普及しつつあり価格破壊が進んでいる。この脅威がモバイル通信キャリアに影を落としている。モバイル通信キャリアは、モバイル通信インフラを保有しているので、今後も何らかの利益は得られるだろうが、なまじ三社が競争しているので価格を叩かれ利益も低減するかもしれない。格安SIMはアマゾン、楽天、イオンのほか、DMMなどが乱立し混迷状態である。その中で割と普及していると思われるのがOCNである。

OCNの格安SIMモバイルサービス「OCN モバイル ONE」は、先行していたアマゾンのSIMフリーとどこかで提携したようである。(この辺りの経緯は推測で判りません。)「OCNバイル ONE 音声対応SIM」で電話番号を引き継ぐことができるようになり普及が進みそうである。(スマホの電話番号を引き継ぎ月額1,800円で2GBデータ使用可能な「OCN モバイル ONE 音声対応SIMカード」  - つまらない日記OCNと言えば、フレッツ光のプロバイダーで普及しているイメージがある。特に地方のNTT系が比較的根強い地域ではそれなりに普及している印象がある。

OCNのフレッツには、付随して幾つかのオプションサービスがある。ひかりTVウイルス対策、050電話などあるが、ひかりTVに隠れているサービスにフレッツテレビがある。フレッツテレビは月額660円で地上波とBSのテレビを観ることができるサービスである。

このサービスを利用すると家にアンテナが無くても地上波テレビやBSテレビを観ることができる。パソコンにテレビチューナーが付いていれば、フレッツのルーターから同軸のアンテナ線をパソコンに繋げることでテレビを観ることができるし、録画予約もできる。同様に同軸のアンテナ線を延長して普通のテレビに繋げることでテレビやブルーレイを使用することができる。家に地上波とBSのアンテナがあれば別に無くてもよいのだが、BSのアンテナがない家庭には重宝するサービスである。

このように考えると、OCNでプロバイダとしてインターネットを利用し、ルーターから無線LANに接続し家庭内のモバイル環境を構築し、テレビに接続して番組を観ることができた上で、モバイルONEで(移動体通信キャリアのネットワークを利用し)スマホを格安で利用することができる。

携帯電話とスマホの普及により固定電話回線をベースにしたサービスは駆逐されてしまうと思っていたが、豈図らんや電話回線インフラと移動体通信インフラを融合したOCNが意外と利用者に統合的なワンストップサービスを提供している。各サービスの同時加入割引も進められているので、面倒だからOCNに統合しようという流れになるかもしれない。

しかし、OCNなどNTTのサービスについては、ドコモ、東日本、西日本、コミュニケーションなどのグループ会社の分割のせいか、サービスの名称や各サービスのIDやポイントが混在と分離しており非常に判りにくくなっている。ドコモ光、OCN、フレッツ、gooポイント、メール、アクセスキーなど個別に設定されており何が何だか判らないことがある。ドコモ光とOCN光とフレッツ光など訳が判らない。NTTグループは、分割されて二十年程度経ったが、世の中の通信は統合・融合される方向にあり、現在の分割された会社では対応できなくなってきている。総務省のご指導の通り競争促進は必要だろうが、個人的にはNTTはグループ内競争の茶番劇を止めて統合した方が良いと思っている。

富士通 docomo ARROWS NX F-01F White

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