ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

国産車の展示商談会でアクセラ、レヴォーグ、マークX、デューク、ハスラーを試乗しました。

クルマの展示商談会があったので、長男、次男と行ってきた。この展示商談会は、国内自動車メーカーのディーラーが共同で大きな会場に集まり、新車の展示と試乗を行うもので、一昨年も行った。トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、スズキ、ダイハツと国内メーカーは全て出展している。一昨年は、スバルフォレスターに試乗した。普段なかなかディーラーに行って試乗することはできないが、この展示商談会では試乗しやすいので、複数のクルマの試乗をするぞと意気込んで行った。

10時開始なので早めに行こうと思っていたが、長男が行くのが面倒だと言い出したり、妻が行くとか行かないとかで手間取り家を出るのが遅れた。それで市内なのだが高速道路にのり10:40頃着いたが、既に駐車場は込み合っていた。試乗が混みあっていないか心配したが、まだ待ちなしで試乗できるクルマが多かった。何しろ88台もの試乗車が用意されている。しかし、試乗目的の新型スカイライン 、クラウンハイブリッド、ダイハツコペンなどは既に試乗が混みあっており待ちが発生している状況。

会場内は多くのクルマが展示されているのだが、もたもたしていると次第に試乗が混み合ってきそうなので早速試乗をお願いした。先ずはマツダから。因みに現在所有しているクルマはスバルインプレッサ15S。(インプレッサ - つまらない日記)その前はスバルフォレスターStb。職場のクルマはトヨタプリウス。偶に出張でトヨタヴィッツなどを乗っている。普段クルマの試乗などはしないので比較対象はこれらのクルマとなる。

マツダ アクセラ セダン 2WD ハイブリッドS Lパッケージ
長男がマツダのクルマが好きなので、先ずはマツダアクセラ。最近評価の高いマツダ車。スバルインプレッサ15Sとの比較という意味でも関心がある。高いグレードだったので、先ずは運転席に座った瞬間、運転席周りの高級感がある。イメージとしてはアクセラというよりアテンザじゃないのという感じ。室内も静かでアクセルを踏んでもFFのせいか加速感もスムーズ。スカイアクティブエンジンの効果か。ハイブリッドなのにプリウスと比べると自然な感じでモーターとエンジンの切り替えを感じさせない。6年前に購入したインプレッサと比較してはインプレッサが可哀想だが、グレードが高いとはいえ質感が高い。これは評価が高いのも頷ける。同乗した営業担当者に間もなく販売される新型デミオについて聞いてみると、既に多くの受注があるとのこと。特に1.5のディーゼルエンジンが人気のようである。雑誌やネットでみるとデミオの造りもワングレード上を目指した出来とのこと。う~ん。マツダなかなかやるな。これではスバルも負けてしまいそうというのが感想。

ニッサン デューク 2WD 1.5
次男がデュークのデザインが好きだというので試乗してみた。外観はユニークだが室内はオーソドックスな造り。グレードは忘れたが、普通の乗り心地。エンジンも特に非力を感じることもない。CVTのようだが違和感は全くない。外観のデザイン以外は意外とフツーのクルマだった。同乗した営業担当者に聞くとスカイラインの試乗は超人気とのこと。新技術のステアリングなど装備も革新的。スタイリングもよい。リーフは法人を中心にボチボチ売れているとのこと。

・スバル レヴォーグ 1.6GT EyeSight
 インプレッサ所有者としては、これだけ試乗してスバル車を試乗しない訳にはいかない。一昨年フォレスターは試乗したことがある。フォレスターXTに試乗したかったがやや混みあっている様子。XVハイブリッドも関心があったが、次男の勧めでここは発売間もないレヴォーグに試乗した。個人的にはこのレヴォーグはちょっと疑問があった。スバル車の固定観念としては、1.5~2.0のインプレッサ、2.0~のレガシー。SUVは全方位のフォレスターという観念がある。XVはインプレッサのRV派生でフォレスターとは競合しないサイズ。アウトバックはレガシーの上のグレード。そうなると果たしてレヴォーグは何なのか。排気量からみると1.6~2.0はインプレッサと被るし、サイズやパワーからみるとレガシーと被る。レガシーの代替らしいが、そうなるとレガシーはどうなる?など固定観念があるだけに混乱する。とりあえずレヴォーグに試乗して営業担当者の話は聞くと謎は全て解けた。「レヴォーグはLEGACY、REVOLUTIONという意味がありレガシーの後継車種である。排気量は近年VWにみられるようなターボダウンサイジングにより結果的にインプレッサと同じ排気量になっている。レガシーは間もなく2.5の新型が発表される。」なるほどこれで理解できた。つまり新型レガシーはトヨタカムリ、ホンダアコードと対抗する2.5Lの高級セダンとなる。既に海外のモーターショーで発表されているとのこと。 また、本日発売のWRXはレヴォーグのセダン版。これで各車種棲み分けができることになる。
 試乗したレヴォーグは1.6ターボで170PS。アクセルを踏み込むと滑らかに加速しながらターボが効き背中を押される感じ。以前乗っていたフォレスターの250PSドッカンターボと比べると随分進化した。滑らかで静かな加速感に驚き。CVTも違和感がない。運転席周りの質感もアクセラに負けてはいないのではないか。サイドブレーキが見当たらないと思ったらシフトの手前にボタン式サイドブレーキが付いている。時代は変わったものだ。営業担当者が衝突回避コーナーを設けていますと言うので道路から敷地に入るとコーンが置いてあり、先にクルマの後部を模した看板が立っている。担当者から20kmまで加速してあとはハンドルもブレーキも触れずに真っ直ぐ行ってくださいと言う。ちょっと怖いが20kmまで出して看板に突っ込む。あれEyeSight効かないぶつかるぞと一瞬思ったら看板の直前で急ブレーキがかかりギリギリでストップした。危なくブレーキを踏むところだった。思ったより直前で効くので驚いた。実際に使用することはないにしても貴重な体験ができた。レヴォーグは後席、トランクとも広い。本当は2.0ターボに載ってみたかったが1.6ターボでも十分なパワー。レヴォーグは素晴らしいクルマと見直した。会場に展示してあった WRX4Sは300PSでセダンでオートマでカッコよく欲しいと思った。スバルもこれからの展開が楽しみである。マツダに負けている訳ではない。

・スズキ ハスラー
 軽自動車も関心がある。特にハスラーは、4WDでレーダーブレーキサポート、ESP&EBD&ABS、グリップコントロール、ヒルディセントコントロールを装備。地上最低高175mm(4WD)で悪路や乗り上げに強く、後席左右独立型スライドシートで多彩なレイアウトが可能と関心が高い。(これ欲しいなと思わせるスズキハスラー - つまらない日記)残念ながらハスラーターボ車は混み合っていたので、ノーマルエンジン車に試乗。4人乗車では流石に加速は少々厳しい。それは軽自動車なので仕方ないか。室内はもう少し質感があるかと思ったが、アクセルを含めて軽い感じ。レヴォーグ乗車後の影響があったかもしれない。前後左右視界はすこぶる良い。リアビューモニターを初めてみたが欲しいと思う。アクセラ、降車後、リヤシートを前にスライドさせるとラッゲージスペースは広くなる。またリヤシートを前面に倒すと座面が少し下がりフラットになる。前席を倒すと車中泊もできそうだ。担当者に聞くと発売当初、納車半年待ちと言われたが、漸く1~2か月待ちになったとのこと。ツートンカラーが人気だそうだ。

トヨタ マークX 250G Fパッケージ
トヨタ車も1台は乗りたい。当初FJクルーザーが空いていたが気後れして後回しにすると混み始めた。最近何故かセダンが良いと思うのでセダンのお手本マークXを試乗することにした。グレードが高い車種だったので運転席周りにウッドパネルも使用され高級感がある。パワーオフ時にステアリングとシートが乗降しやすい位置に自動で動く。その走りは少々驚いた。とにかく違和感が全くない。初めて運転しているのに自分のクルマと同じような感覚で運転できる。つまり究極の無難なクルマなのである。無難というのは私に取ってはほめ言葉。(我が家の家訓「自律・知験・無難」 - つまらない日記)昔、父が丸ライト二つずつのマーク�に乗っていたのを思い出した。やはり歴史のあるクルマは完成度が高い。クルマを意識しないで他のことに集中できそう。でも少々つまらない気がした。

以上が試乗したクルマ。心残りとしては、全く毛色の異なるトヨタのFJクルーザーに乗ってみたかったこと。あと軽自動車のターボ車にも乗ってみたかった。しかし、取り敢えず当面はクルマを買い換える予定が無い身としてはこのくらいがいいところだろう。試乗時もスバルは詳しいアンケートを記入したが、他は名前と電話番号を記載して免許証を提示するだけで試乗することができた。会場内にも多くのクルマが展示してあり運転席に座ってみた。

正直、久し振りに心の底から楽しいと思える時間だった。最近外車に関心が高い息子たちも(スーパーカーを見てきました。 - つまらない日記)、外車を買わなくても国産車で充分だよと言っていた。同感である。でもやっぱりスバル贔屓になってしまう。でもレヴォーグってやっぱりWRXワゴンと言った方が良いのではないかと思う。