ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

「ソーシャルもうえぇねん」(村上福之著)を読みました。

村上福之「ソーシャルもうえぇねん」を読んだ。以前、書店で何か面白そうなタイトルと表紙だなと思って立ち読みしたことがあった。因みにこの本の表紙画は「ブラックジャックによろしく」の作者佐藤秀峰氏によるもの。内容は、著者自身の大企業における技術者としての勤務経験や独立後の仕事を通じた体験からやFacebookTwitterなどのソーシャルネットワークサービスの危うさとプログラマーとしての仕事の在り方などを綴ったものである。インターネット関連のこの類の本にありがちな勝ち馬に乗ろうとする趣旨はなく、著者が自らプログラミングして開始したネットサービスの実体験を含め、ソーシャルネットサービスの実情を冷ややかな視点で書いている。

例えば「全世界の登録アカウント数○○というがそんなに皆ネットをやっているだろうか?」、「ソーシャルゲームにどんな人がカネを注いでいるのだろうか?」、「大企業を辞めてベンチャー企業を起こしてやっていけるのだろうか?」といった素朴な疑問について解説されている。内容としてはすらすらと読むことができる気軽な内容である。Twitterの株式上場で盛り上がっているが、アクセス数を増やしてみせることにエネルギーを注ぎ込むSNSってそもそも何だろうと考えると確かに「ソーシャルもうえぇねん」という気持ちになってくる。印象に残った言葉として「好きだからできるようになるのではなく、できるようになるから好きになる。」ということ。人間、出来ないことは億劫たが、出来ることは進んで実行できる。

この「つまらない日記」も読んで戴いている方が少しでも面白いと思って貰えればという意識はある。「最近の投稿」の表示数を増やした効果なのか最近ページビューも約700/日とそこそこあるのだが、果たして公開していることに意味があるのかというと別に無いと思う。アクセス数のための仕掛けも特にない。あくまでも「ダイアリー(日記)」として自身の経験や思いを書いている備忘録に過ぎない。この「ソーシャルもうえぇねん」は、とにかく過大な幻想は持たずに地道な取り組みが必要だということを伝えてくれている。



ソーシャルもうええねん (Nanaブックス)

ソーシャルもうええねん (Nanaブックス)