ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

NFLスーパーボウルをテレビ録画で観ました。(アメリカプロスポーツについて)

アメリカの4大プロスポーツには、NFL、NBA、MLB、NHLがある。このうちNBAは、マイケル・ジョーダンシカゴ・ブルズにいた時代にテレビではよく観ていた。当時は各チームや主要選手については把握していて、横浜アリーナや東京ドームにNBA公式戦を観に行ったこともある。最近でも、チームや選手のことはあまり詳しくはないが、プレイオフのテレビ放映などは偶に観ることがある。先日も、BSでオールスター戦を放映していたので録画して観た。観客として来ていたドレクスラーやオラジュワンが映像に映ったのが懐かしかった。選手の中ではグリフィンの活躍が目立った。私も中学生の頃は一応バスケ部だったので、バスケは好きだしNBAは観ていてまずまず面白いと思っている。NBAを通じてアメリカのプロスポーツの雰囲気は何となく分かっているつもりにはなっている。

野球のMLBは、日本選手の移籍で話題になることも多いので時折観ることもあるが、シアトルマリナーズやニューヨークヤンキースくらいしか馴染みはないし、日本人選手以外は全くと言っていいほど知らない。試合は観ると面白いが、元々日本のプロ野球もあまり観ないので、MLBをじっくりと観ることはない。NHLは全く分からない。NFLもチーム名は昔から49ersとかPatriotsとかは聞いたことがあるが、どこの都市のチームかも分からなければ他のチームはほとんど知らない。唯一、シアトルシーホークスは聞いたことがあった。これは1996年にシアトルに旅行に行った時にマリナーズスーパーソニックスとともにシアトルを本拠地とするプロチームとして知った。

NFLに関心が薄い理由に、そもそもアメリカンフットボールのルールを知らないということがある。しかし、アメリカ人のカウチポテト族(ちょい古いが…)がテレビで熱狂して観るスポーツというイメージがある。映画「スピード」でも爆弾犯のデニス・ホッパーはアメフトマニアであった。昨年12月にハワイに行った時もテレビのスポーツニュースで大学のアメフトゲームの試合結果を放映していた。試合の攻撃戦略・守備戦略がものを言うアメフトはアメリカ人好みなのかもしれない。NFLの決勝戦であるスーパーボウルは、視聴率が極めて高いということだ。

最近、日経ビジネスオンラインで、アメリカにおけるスーパーボウルの影響力の大きさが記されていた。テレビCMのスポンサーは、スーパーボウルのためだけに専用のCMを作成し、放映料1社4億円といわれるスポンサー枠を買うらしい。開催前から会場周辺でいろいろなイベントが開催されるなど、国を挙げてのお祭りムードといった風らしい。日本人にはちょっとピンと来ない感じである。今までテレビでスーパーボウルを観たことは無かったが、アメリカ人がこれだけ熱狂するのだから一度観てみようと思って今年のスーパーボウルを観てみた。

今年のスーパーボウルの対決はデンバー・ブロンコスシアトル・シーホークスデンバークォーターバックのマニングを核とした攻撃力対シーホークスの守備力という見方が大勢らしい。シアトルに行ったことがある私としてはシーホークスに初優勝して欲しいところ。今年の開催地は異例でシアトルでもデンバーてもなくニューヨーク。会場のメットライフスタジアム(アリコ?)は収容人数8万人の巨大スタジアム。勿論満員である。チケット入手も大変そう。

観ていると何となくルールは分かった。4回の攻撃で10ヤード進むのが基本で、タッチダウンは6点、キックゴールは1点、タッチダウン後にキックを選択しない時のゴールは2点らしい。

ハーフタイムショーはレッド・ホット・チリ・ペッパーズとハワイ出身のブルーノ・マーズ。過去の出演者にはマドンナやブルーススプリングスティーンなど大物が名を連ねる。

試合早々ブロンコスにミスがありシーホークスが得点。スーパーボウル史上試合開始後最速の得点とのこと。波乱含みの始まりである。ブロンコスにミスが続きインターセプトシーホークスが得点を重ねる。予想に反してブロンコスはゼロ点。後半第3Q開始早々にキックオフのボールを受けた選手がそのままランでタッチダウンというビッグプレイが飛び出す。その後、ブロンコスが漸くタッチダウンで点を入れたが、結果は43対8の大差でシーホークスが優勝。見事シアトルに優勝を持ち帰った。北西部のシアトルを拠点とするシーホークスの方が寒さに強かったのが勝因か?

シアトルの凱旋パレードは70万人の人出だったそうだ。シアトルはNBAスーパーソニックスも無くなりプロスポーツが衰退気味だったが、ここに来てNBAとNHLのチーム誕生の噂があるようで、マイクロソフトやアマゾン、スターバックスボーイングなどの人々も喜んでいるだろう。優勝を決めた日は“Sleepless in Seattle”だっただろう。

アメリカンフットボール。日本人に馴染みの薄いこのスポーツもスーパーボウルを観てみると少しその良さが判った気がする。