読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

これ欲しいなと思わせるスズキハスラー

クルマは、4年前からスバルインプレッサに乗っている。10年間は乗るつもりなので、まだまだクルマを買う予定はない。しかし、新車が出ると何となくチェックしている。やはり「サーキットの狼」の影響を受けているのか? (「サーキットの狼」の復活? - つまらない日記

昨年も色々な新車が発売されたが、国産車ではスバルXVハイブリッド、ホンダN-one、ホンダフィット、トヨタクラウンあたりが注目を集めたと思う。軽自動車は、軽自動車税増税などでやや逆風ではあるが、2013年の国内自動車販売台数ではベスト12のうち8台は軽自動車となっており国内市場の中心となっている。低価格だから販売台数も多いとか、自動車税が安いから売れているとか色々言われるが、ここまで販売台数が伸びて来ると、もうそういう説明だけでは通じないと思う。

つまり軽自動車こそ国内の消費者ニーズに合致した製品で、自動車メーカーが国外市場向けにせっせと開発している3ナンバーの乗用車は、国内市場では少数の消費者しか求めていないのではないか。中高年男性ドライバーにはこのような3ナンバー乗用車を求める人は多いかもしれないが、一般の高齢者、女性、若者は、コンパクトなパーソナルユースのクルマを求めている。前にも記したが(「パーソナル化」テレビ・電話・パソコンの次はクルマ・住宅? - つまらない日記)、家族で一緒に移動するより1人で移動したいので大きなクルマは燃費も悪く無駄だからである。また、店や施設の駐車場に停めるのにコンパクトで視界の広いクルマの方が操作しやすい。狭い道路、家の駐車、タイヤの買い替え、車検など何をとってもコンパクトなクルマの方がメリットがあるからである。走りとステイタスしか大きなクルマのメリットが無くなってきている。大きなクルマを求める場合は、ワンボックスカーがある。

それでも軽自動車を買わない理由はある。長距離運転が疲れる。セーフティー機能が無い。デザインが今ひとつ。衝突安全性が低い。荷物が積めない。悪路に弱い。ハイブリッドより燃費が悪い。4人乗りは厳しい。立体駐車場に入らない。などである。

さて、スズキからハスラーが発売された。 ハスラーは、スズキがジムニーで培ったコンセプトを踏襲したユニークなクルマになると思った。これまで軽自動車といえばダイハツムーヴやスズキワゴンRなど軽自動車規格に沿った大体似たようなタイプが多かった。そのような中、昨年ホンダから発売されたN-one(N-Box、N-Wagon)は、デザイン・コンセプトが際立ったユニークなクルマでヒットした。

ハスラーは、先に挙げた軽自動車を買わない理由をかなり克服している。デザインがユニークである。スバルのアイサイトのようなレーダーブレーキサポートが装備されている。4WDでESP&EBD&ABS装備。グリップコントロールやヒルディセントコントロール装備。
地上最低高175mm(4WD)で悪路や乗り上げに強い。後席左右独立型スライドシートにより後席スペースと荷室スペースの調整が可能で荷室を広くできる。これができる軽自動車は最近は少ない。前席シートを倒すとフラットに近くなり車中泊にも対応できそうだ。ターボ車は64psで燃費25km/Lとまずまず。カラーバリエーションも豊富で、個人的には クールカーキパールメタリックが好み。

高さは1665mmで通常の立体駐車場は難しいが、その分室内の天井空間を長尺物の収納に活用したい。とにかくかなり充実しており納得できる内容。価格は最高グレードのXターボ4WDで1,576,050円(ルーフ色なし)。軽自動車としては高いが、ここまで来ると価格云々ではないと思う。

このハスラーなら生活の中でクルマを存分に楽しめるような気がする。欧州や米国ではクルマに対する伝統的な固定観念が強いようだが、国内自動車メーカーも日本が誇る軽自動車を世界にパーソナルカーとして販売・普及してほしい。しかし、残念ながら我が家にはクルマを購入する予定は全くない。