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ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

(ネタばれ注意)BSで放映された映画「ラブレター」を観ました。

12月にBSで放映された映画「ラブレター」を録画した。なかなか観る暇が無かったが、年末年始に時間ができたので観た。前にテレビで観た記憶があるので何となくストーリーは分かっているつもりだったが、実際はストーリーを殆ど忘れていて新たに観たような感じだった。

この映画は1995年に公開された小樽を舞台にした中山美穂主演の映画で、国内で公開された後に韓国でヒットし、この映画を観て韓国から小樽に来る観光客が増えたことで少々話題になった。監督は岩井俊二。亡くなった婚約者の影を追い求める女性とその婚約者の中学の同級生だった女性が、ふとしたきっかけで手紙をやり取りするうちに、彼の思い出が蘇ってくるという設定の物語。

中山美穂一人二役、同姓同名、小樽と神戸などが時間を遡りながら交錯して展開していくので、始めのうちは理解できずにやや混乱する。しかし、途中からラストにかけてこのストーリー展開の意味が理解できるようになると亡くなった男性が残した思い出が輝き出す。

改めて観て思うのは、ショートカットの中山美穂の演技がとても自然で雰囲気が良いこと。どちらかというとアイドルのイメージで女優のイメージはあまりないが、この映画のクォリティを上げている。また、中学時代を演じる酒井美紀が可憐な女子役にはまっている。冬の小樽を舞台にした映像もピュアな雰囲気を醸し出している。大阪人のトヨエツも自然な演技。

酒井美紀を見てこんな可愛い同級生がいたらそりゃ恋心も芽生えるよなとか、中学というより高校じゃないかとか、雪が降っているのに坂道で自転車を乗るのは危ないとか突っ込む所もあるが、それらは些末なことで見逃してもよいだろう。

1995年という時代。それだけでも懐かしく思えるのだが、この映画を観ると何か懐かしく心温まる感じがする。小樽が舞台だからだろうか。ちょっと最近ではみられない雰囲気の映画かもしれない。

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