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ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

ウグイ釣り

市内の川に釣りに行った。夏に初めて行った釣り場でフナを釣ったポイント。季節はずれなので釣果は見込めないと思ったが、長男と次男が行きたいというので、ダメ元で行った。長男と次男が行きたがる理由の一つは、先日、釣具店で安物のヘラ浮きを買ったので、試してみたいという気持ちがある。長さが24cmあり、それっぽい雰囲気がある浮きなのだが、値段は194円と安物。家でわざわざ浮きに消しゴムを差してバケツに浮かべて浮力を確かめるというアホなこともやっていた。

また、家に古本屋で買った「釣りキチ三平」があるのだが、「矢口高雄の釣りコーナー」でフナのエサとして芋の角切が紹介されていたので、使ってみたいという。家の畑で取れたジャガイモが残っているので、妻がわざわざ芋を蒸かして小さく丸めた芋ダンゴを30個ほど作ってくれたので、エサとして使ってみることにした。

ともあれ、にわかフナ釣り師と共に例のポイントに行った。海釣りの遠征と較べると、クルマで20分くらいで到着するので楽だ。芋ダンゴをエサにするも、柔らかくて水中ですぐ針から外れてしまった。企画倒れである。それで近くの釣具店で慌ててミミズを買って来て、釣りを始めた。やはりシーズン外れで鮒や鯉がいる様子はない。(時折、ゴボッという大きな魚がいるような音がしたが)小さなアタリは有るのだが小さすぎてなかなか掛からない。ウグイのようだ。

少し場所を変えた。持ってきた芋ダンゴを持ち帰ってもしようが無いので「撒き餌だ。」などとふざけて投入してみた。にわかフナ釣り師もフナ釣りは諦め、エサを極く小さくしてチビウグイ釣りに方針転換した。すると長男が釣り上げたのを契機に次男も次々とウグイを釣りだした。10cm~17cmの小物である。ワカサギ釣りの要領で合わせたのが奏功したようだ。二人併せて30匹ほど釣った。私もちょっとやってみて5匹ほど釣った。「撒き餌?」の芋ダンゴも効果があったのかもしれない。

ヘラ浮きは繊細だ。重りも普通のガン玉を付けると浮きが沈んでしまうし、小さ過ぎると浮きが寝てしまう。板おもりをちぎって浮力を調整した。アタリの感度もチビウグイでは私の普通の玉浮きはモゾモゾ動くだけなのに、ヘラ浮きは沈む。子供達もそれが楽しいようだ。日頃の防波堤からブラクリを落としてアイナメやソイを巻き上げる大雑把な釣りとは随分異なる。

私が、こんな小物ばかり釣っていてもしょうがないから帰ろうと言うと、子供達は面白いからまだやると言う。

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私も小学生の頃は川に行ってウグイを釣っていた。近くの川にはウグイやドジョウがいて外道扱いだった。しかし、最近の川ではウグイがいるような川が見あたらない。少年が釣りをしている姿もあまり見ない。海はまだ魚はいるが、川は少なくなったと思う。そう思うとウグイ釣りも子供にとっては貴重な体験なのかもしれない。


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