ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

小学校入学。明日の勉強道具は自分で揃える。

小6と小4の息子がいて、小学校の話題はいろいろあるが、昔と変わらないと思うことが多い反面、時々「?」と思うことがある。初めに疑問に思ったのは、長男が小学校に入学した時である。

入学式も終わり明日から授業という日、私が息子に「明日の時間割を確認して、ランドセルに勉強道具を入れなさい。」というと、妻に「勉強道具は、親が揃えることになっている。」と遮られた。学校から貰ったプリントを見ると、確かに「次の日の教科書などの勉強道具は忘れ物が無いように保護者の方が揃えてください。」と記されている。私が「学校側は忘れ物があると困るから、保護者が責任を持って揃えろと言うのだろうが、小学生になったら自分で言われなくても明日の用意が出来るように習慣付けが要るのでは?」と反論したが、妻は「学校のプリントに書いてあってみんなそうしているんだから…。」と取り付く島もない。それで次の日の勉強道具は妻が揃えていた。

小学1年の時はそれでも良かったが、小学4年くらいになっても、前の日になかなか自分で勉強道具を揃えようとせず、妻に言われてようやく確認していた。それもいい加減なので、妻に「もう、忘れ物しても知らないから、一切言わないよ。」と呆れられても、登校前に妻に「図工だから○○持った?」と言われて「あっ、忘れてた。」という感じで、自己責任で揃えるという自覚に乏しかった。小学5年くらいになって漸く自分で揃えるようになった。これに限らず何かと親依存で、いい年齢なのに決まったことを言われなくても自ら行う自覚に乏しいと感じる。

幼稚園までは基本的に「明日のことは知らない。」世界だ。その日暮らしで、適当に遊んで、親に注意されて、ご飯を食べて、トイレに行って、寝ていれば良い。しかし、小学校になったら自分で判断して行動出来るように徐々に学ばなければならない。その第一歩が明日の時間割を見て勉強道具を揃えることだと思う。忘れ物をすると、困って叱られるというペナルティがあることを学ぶ。少々飛躍するが、それが大きくなって1週間後の定期テストに備えることになり、1年後の受験や就職に備えることになり、社会人になってから1年後の期限と成果を目指したプロジェクト管理となる。昔は「自分で翌日の勉強道具を揃えるように」と言われていたと思うが・・・。

件の小学校も、「勉強道具は忘れ物が無いように親が揃えること」と言っていること自体が、子供の教育より自分達の都合を優先しているようで保身が感じられる。恐らく学校側にも事情があり、親自身が勉強道具を揃えること云々に無頓着な忘れ物が多い家庭が増え、止むを得ず、注意書きをしているのかもしれない。これはウチの学校だけの話で、まっとうな学校も多いと思う。あまり躾に煩く言いたくないが、こと習慣・躾ということについては「三つ子の魂百まで」という言葉は真実のような気がする。



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