ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

プラモデル初心者のカラー塗装初挑戦

最近、 「戦艦ブーム到来」のとおり我が家は小5の長男を中心に(妻を除き)すっかり戦艦プラモデルにハマっている。アマゾンでお値打ちの戦艦プラモデルを探したり、ネットで数多のモデラーの方の完成品写真や製品情報を見ている。「インプレッサのプラモデルを作りました」 のとおり、何分私は昨年から小学生以来久しぶりにプラモデルを始めた初心者なので、細かな作り方がよくわからない。それでもプラスチック部品をライターで炙ってアンテナを作ったり、バリをサンドペーパーで削るくらいは何とかできるのだが、皆目分からないのはカラー塗装である。私がカラー塗装のことが分からないので、子供も多くの戦艦プラモデルを製作してきたが全て未塗装である。
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(置き場所もなくなってきている。)

1/700の戦艦プラモデルを製作してきたが、最近製作したハセガワの「加賀」が思ったより部品が少なく、塗装もしないので割とすぐに完成してしまった。いよいよ1/350にチャレンジしようかと思いアマゾンで探してみたが、さすがに五千円前後するので難しいなと思った。更に探してみると1/350のハセガワの駆逐艦雪風」が送料込みで2800円であった。これは安いと思って注文した。よく考えると戦艦に比べて元々小さい駆逐艦なので、完成品のサイズは1/700の戦艦とそれ程変わらない34cm程度で決して大きいわけではない。このプラモデルのことをネットで調べると安価ながら本格的でなかなか評判は良いようであった。モデラーの方の完成品写真をみると見事な塗装が施され付属の台座を含めて飾っても楽しめそうなものである。

これほどの商品ならやはりカラー塗装をしなければ勿体無いと思われた。しかし、プラモデルのカラー塗装はハードルが高く感じられる。まずは塗料の有機溶剤と洗浄時のシンナーが小学生の子供には問題があるような気がした。また、下塗りやスプレー箱、筆の種類など(理解していないだけに)全て揃えなければならない気がして、いきなりは揃えられないが、揃えなければ始められないというジレンマに陥った。塗料を筆で塗るのが大変そうなのでスプレー缶なら吹き付けるだけなので容易かとも思ったが、調べるとスプレー箱や新聞紙を使っても塗料が飛び散るので汚れやすいようだった。機械式のスプレーは噴霧範囲は狭いが帯電した塗料の粉が拡散しやすいようなので同じく汚れやすいようだった。また調べると筆でもスプレーでもないペンタイプもあるようである。タミヤペイントマーカーやガンプラ用のガンダムマーカーなどがあり、これなら簡単に使えそうで良いなと思った。しかし、あまり売っていない上に色種が少なく駆逐艦プラモデルで指定されている艦底色や軍艦色2などは当然ない。今回は使えなさそうだ。

改めてネットで調べてみるとプラモデル塗料もキツいラッカー系と水が使用できるアクリル系の水性があることが分かった。水性は筆を水洗いできることを初めて知った。もしかしたら私と同じようにプラモデル塗装は絶対シンナー洗浄と誤解している人はいるかもしれない。アクリル専用の薄め液を使用するGSIクレオスのMr.カラーというのがある。また、水で薄めたり、筆を水洗いすることができるGSIクレオスの水性ホビーカラーというのが有り、瓶の塗料をそのまま筆で塗ればよいようである。何だ、これなら絵の具みたいにできるのではないか。そうこうする内に「雪風」が届いた。よく分からないが、説明書の水性ホビーカラーの9種類の色と筆4本セットを取り急ぎ購入した。たまには勢いも大事である。塗料もタミヤ以外にGSIクレオスが有るのも初めて知った。

駆逐艦雪風」は、小5の長男が製作している。水性ホビーカラーと筆と水入れだけを用意して製作しながら説明書に従って塗装を始めた。窓を少し開けたりして換気には少々気をつけている。私も気になってしようがないので傍らから見て、乾燥しやすいから早く瓶の蓋をしなさいとか、完全に乾燥するまで待ちなさいとか言っていたが、せっかちな長男も意外と細かい色塗りを楽しんでいるようである。また、特に戦艦は色を塗るとカッコよくなる。本人も塗装を楽しんでいるようである。
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(目下製作中である。)

それを見ていて私もちょっとやってみたくなった。前出の昨年製作したインプレッサのプラモデルが未塗装でボディが白いままだった。
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(白のままでやや見劣りする。)

45歳になって初めてプラモデル塗装に挑戦してみた。とりあえずインプレッサのプラモデル説明書の指定色は無視してボディだけでも塗ってみることにした。「雪風」で使用したシルバーの蓋を開けよくかき混ぜ細めの筆で、下地塗りも無しにいきなり塗ってみた。水は付けずに筆で伸ばして塗るとそれなりになる。ムラができたが重ね塗りで多少ごまかした。筆も1種類で大雑把にやっているが、塗ってみるとだんだんそれなりになっていく気がした。一部ツヤ消しブラックも使ってみたが細かいところは難しかった。
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(ネット投稿も憚れるお粗末な塗装であるが、初めてにしては意外とそれなりになったと思っている。)

プラモデルをやっている人は塗装は楽しいとよく言われるが、なるほど見た目がカッコよくなるので自ずと集中してやってしまう。プラモデル塗装が難しそうで躊躇っている人には、とりあえず水性ホビーカラーと小さな筆を買って、多少うまくいかなくてもいいから塗ってみてほしい。初めから完璧に揃え仕上げるのは難しいけどやればそれなりになる。何故か人に薦めたくなった。
「できないんじゃない。やってないだけさ。」

1/350 日本海軍 甲型駆逐艦 雪風 天一号作戦 Z22

1/350 日本海軍 甲型駆逐艦 雪風 天一号作戦 Z22