ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

究極の間取り

4人家族向け住宅の間取りを考えてみた。

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平凡な間取りにみえるがいくつか特徴がある。

・1階、2階の形・大きさが同じ総2階のシンプルな構造である。
・1階17坪、2階17坪、計34坪の狭めの家であるが間取りは5LDKである。建築コスト、冷暖房効率、掃除、動線からみて小さい家が効率的という考えである。
・1階の中央部の横軸と縦軸に耐力壁があり、2階の耐力壁と位置が一致している。2×4工法の考え方に則っている。
・洗面台を2つ設置し、家族2人が同時に利用できる。また、1つの洗面台は汚れ物洗浄にも用いることができる。
・居室の窓設置基準を満たしているが、窓はできるだけ少なくしている。これは防犯と暑さ対策のほか、カーテンの開け閉めを少なくするためである。
・窓、ドアなどの開口部の設置にあたっては、構造を強くするためにできるだけ外周部、耐力壁の柱を減らさないようにしている。
・居間とダイニングを一つにし併せて11畳とやや狭い造りである。これは食事、テレビ鑑賞、パソコンの調べ物など家族の団欒をコンパクトにまとめるためである。食卓を卓球台にしてファミリー卓球をするのも一興である。
・1階の部屋のドアを開け居間とつなげることで広さを確保している。1階の部屋は、遊び部屋、洗濯物干し、小物収納、ピアノ、外套着収納など多目的に使用できる。
・2階の押し入れのある部屋は物置部屋としての利用を想定している。故にウォークインクローゼットは設置していない。  
・この物置部屋を含めて4部屋あるので家族4人が個室を持つことができる。
・1階、2階の廊下部分の面積は最小としている。
・収納は玄関脇、階段下、床下等を有効に利用している。
・お客が来ない家をコンセプトにしており、玄関周りにトイレ、洗面所を集約することで動線の効率化を図っている。モニター付きインターホンの普及により玄関先で来客対応することは減ったので、昔のように玄関周りの配慮の必要性は薄れたと思われる。
・電話、パソコンなどのネットワークは、1階の食卓近辺に集約している。
・食卓は、食事だけではなく、種々の作業に使用することを想定している。
・室内のドアは平時は開放し、オープンな使用を想定している。
オール電化住宅がよいと思われる。暖房は深夜電力を使用する蓄熱式暖房機で玄関を含めた全体暖房が前提である。換気、照明、配線は適宜設置する。
・内装は汚れや傷がついてよいように安価なものとして、洗面所、トイレ、キッチン等の設備類は多少高価でも気に入ったものがよい。

・総床面積に対する収納面積の比率 10.7%
・総床面積に対する廊下面積の比率  6.3%

一般的には部屋が広く開放感のある家が好まれるが、イニシャルコスト、ランニングコストが高くなり構造も弱くなるので、できるだけコンパクトで動線の短い機能的で柱の多い間取りを目指すあまのじゃく的な発想である。住宅に関しては十人十色なのでこれが究極とはいえないが、とりあえず私にとっては究極に近い間取りだと思っている。