ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

Google+に投稿したリンクに対する当局からの警告

この話は2012年1月にこのダイアリーを始めた時からいつか投稿しようと思っていたが、ネット投稿に水を差す少々忌まわしい話なので差し控えていた。このダイアリーも始めて半年でお陰様で安定してきたのだが、その反面過去に二度ほどGoogleに殆ど検索されなくなり死んだ状況になっているので、どうなってもいいという諦め感もある。そんな折り、2012年10月から著作権法改正による違法ダウンロード刑罰化、DVDリッピング違法化などが施行される。健全なネット活動の限りは別に関係ない話のハズであるが、私の話と多少なりとも関連がありそうなのでこのタイミングで投稿してみる。

昨年の末頃の話である。昨年の秋頃にFacebookに登録し、SNS活動を始めた。その頃は、ブログもやっていないし、スマホも持っていなかった。普通にパソコンでホームページを閲覧したり、ネットショッピングをする程度だったので、投稿をすることは、全く無い訳ではなかったが殆どなかった。Facebookに登録してから少し文章や動画を投稿してみた。しかし、何か後発でしっくり来ないものを感じていた時に、Google+が招待がなくても自由に登録できるようになったことを知った。

Google+について調べてみたが、あのグーグルが本格的にSNSに参入してくるという割には、まだ未知の部分があるように感じられた。(私にとっては未だに未知だが…。)正直、Facebookで出遅れた分、Google+で先行したいという邪心はあったかもしれない。ともあれGoogle+に登録したのだが、Facebookに登録した時と異なり友達がいないので何をやるか判らない状況であった。FacebookにしろGoogle+にしろ日常の活動を投稿しようという趣旨だと理解してしまったので、子供のピアノ発表会の動画や、ホームページで見つけた昔の懐かしいテレビ番組の動画リンクや、テレビアニメを集めたリンクなどをストリームに投稿し、一般公開した。今思えばこの頃は、SNSを始めて多少浮かれていて、何でも自由に投稿しようなどと考え節操がなくなっていたところがあり、そこにスキが生じてしまった。

投稿後、暫く放っていたのだが、特に反応は無く、いきなり初めてもやはりこんなものかと少々諦めていた頃である。その日は、仕事で外勤していたのだが、昼時に妻から携帯に電話が入った。何か警察だか当局から電話があって、私がリンクした動画サイトが著作権法違反の疑いがあるのでリンクが違法行為になると警告されたとのこと。何か変なことをしたかと問われた。妻は投稿内容は知らないので何のことだか分からず混乱していたが、変なことはしていないがリンクに問題があったかもしれないと、取り敢えず答えた。早く何とかしてほしいとのことだが、外勤中でスマホもないしパソコンもないのでどうしようもないので夕方帰ったら直ぐ対処するといったが、青くなってしまった。まさかっという思いだった。

仕事から家に帰って即刻Google+の投稿を全て削除した。妻の話では、警察だか警視庁だか当局だか判然としないのだが、実名からFacebookの学歴を辿って、同窓会名簿から電話番号を調べてきたとのこと。プライベートな情報を公開するのも気をつけるよう注意されたとのこと。また、子供の動画の公開も同様に注意されたとのこと。現在の電話番号は電話帳に掲載していないし、同窓会名簿の電話番号は古い番号の筈なので、何らかの手段で調べたと思われる。勿論、メールアドレスや住所、電話番号はSNSで公開していない。Google+のプロフィール情報も削除し、Facebookの基本データも写真などは削除し、他のデータも限定公開とした。このことがあってから基本的にSNS活動からは手を引いた。

悪質な悪戯である可能性も全く否定出来ない訳ではないが、怖い出来事であった。幸いその後何もなかった。著作権法改正について言及するものは何も持ち合わせていないが、2ちゃんの問題を含めてネット上にこれだけ違法コンテンツが、一見違法ではない健全なコンテンツの如く溢れている状況で、ダウンロードの罰則を強化することは、決して少なくない善意の犯罪者を増やすような気がする。分かりづらい例えでいうと、学校(サイト)内のいじめ(違法コンテンツ)は先生(サイト管理者)に委ねて放置しておいて、被害届があり顕在化(ダウンロード)した加害者に対する罰則を強化しても潜在化した学校内のいじめ(サイト内の違法コンテンツ)の根本的な解消、つまりは生徒(権利者)の保護にならないのではないか?と思う。コンテンツのリンク、視聴と保存、お気に入りの公開、アプリのダウンロード、クラウドファイルの共有、リッピングなどでうっかりすると違法行為になることも、これまで以上に気をつけなければならない。

それでも懲りずにはてなに漂着しダイアリー投稿している私も考えると余程イカレているかもしれない。まあ、李下に冠を正さず、瓜田に履納れず、君子危うきに近寄らずで注意深くネット活動している限りは問題ないのだが、油断をして見てはいけない動画をいじると家に呪いの電話がかかってくるかもしれない。