ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

眼鏡店の憂鬱

眼鏡を初めてかけたのは高校1年の時だった。入学して後ろの席になったが、黒板の文字が見えない時があり、授業は難しくなるは見えないはで慌てて眼鏡店で眼鏡を購入した。受験勉強で長時間本を読んだので視力が落ちたのだと思う。テレビは、小学生の時からよく観ていた方だが視力は落ちなかった。

それ以来、視力は一貫して低下し続け、今では0.1あるかどうかである。ここ数年はパソコンで視力が落ち、最近はスマホで視力が落ちていると思う。20代の時は一時、コンタクトにしていたが、手入れが面倒なのと後述する理由で、視力が低下したり眼鏡が破損する度に眼鏡を買い換えている。しかし、眼鏡を買い換える時は少し憂鬱になる。

現在、3本の眼鏡を使い分けている。初めから面倒な使い分けをするつもりではなかったのだが、結果的に使い分けるようになった。先ずは、クルマ運転用の眼鏡で、矯正視力は1.0である。夜、雨天時でも見えるような眼鏡で殆どクルマ運転とゴルフ専用である。2本目は日常生活用の眼鏡で矯正視力は0.6~0.7くらいである。これは、仕事の打ち合わせ、通勤、出張の時や、家でテレビを観るとき、買い物中、釣りの時など普段使っている。3本目はパソコン専用であり、矯正視力は0.3~0.4である。仕事、家で パソコン、スマホを使用する時、使用している。

これら3本の使い分けの効果は根拠はない。ただ個人的にこの方が目が疲れないと思っている。また、これまでの30年の眼鏡人生で近くのものを見るのに矯正度が高いと視力の低下が進行すると思い込んでやっている。  

元々は視力が落ちて眼鏡を買い替えた時、古い眼鏡を家でテレビを観るときに使ったことからこうなった。しかし、世間一般ではあまり眼鏡を矯正視力で使い分けている人は少数のようである。職場でもパソコン用を使い分けていると老眼?と訊かれる時もある。まあ、それは全然よいのだが、問題は眼鏡を購入するときである。

眼鏡店も均一価格の安いチェーン店ができて随分購入し易くなった。私は視力が低いので薄型レンズにしないとレンズが分厚くなってしまう。目が疲れにくいように非球面レンズにする。これは、初めから承知しているので、それで値段が高くなることは問題ない。フレームのデザインもいろいろ試すが結局、茶系のツーポイントか、下部フレームレスのフレームに落ち着く。このような感じでフレーム、レンズ選びには困らない。

数ヶ月前にパソコン用眼鏡が破損したので眼鏡を買い替えた。眼鏡店に行きフレームを決めると、まず矯正視力1.0のレンズを用意される。こちらもそれが判っているので、始めに3本使い分けていることを説明する。矯正視力を0.3~0.4の眼鏡を作ってほしいと言うと、怪訝な雰囲気になる。レンズを合わせるのだが、矯正視力が0.5~0.6あった方がよいのではないかと言われる。その眼鏡は別にあるので0.3~0.4にしてくれと頼む。分かりましたと言って(渋々という雰囲気で)レンズが決まる。眼鏡店はできるだけ度数を上げようとし、こちらはできるだけ度数を下げようとする。

それでも最近はこちらの要望に応じてくれる。昔は、眼鏡店と半分喧嘩状態になったり、眼鏡店に屈して高い度数にすることもあった。まあ変人の屁理屈で、こんな風に眼鏡の度数を使い分けている人はあまりいないのだろう。そういうつまらない話で、眼鏡店の憂鬱なのである。ところで、今後これに老眼鏡が加わったら4本の眼鏡を使い分けることになり、もう嫌になってしまうと思う。

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