ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

運動会と動画・静止画と光学ズーム(シャープVL-MR1など)

今日、二人の息子の小学校の運動会があった。こちらの地域では春に運動会を行うが、例年天候不順なことが多く、今日は天気予報「晴れ」が外れて曇り空で風が強く天気が悪かった。今年は5年生と3年生の息子が2人ともリレー選手に選ばれ、徒競走でもそれぞれ1位と頑張ったのでまずまず良かった。運動会については、7年前に長男の幼稚園の運動会に初めて行った時は、いろいろと驚くことがいっぱいあったが、最近はすっかり慣れてしまった。大体パターンがわかって少々面倒に思うくらいだが、毎年、スムーズに運営しているのには感心する。

さて、運動会と言えばビデオ撮影である。撮影しても殆ど見ることがないので、もう止めようかと思いつつ、今日も一通り撮影した。私がデジタルビデオカメラ(ビクターGZ-HM450S、光学ズーム40倍)で息子が出場する競技を撮影し、妻がズーム型デジタルカメラニコンCOOLPIX P100、光学ズーム26倍)で適宜写真を撮影するという分担が確立している。「動画を撮りたいが、写真も残したい。」これが結構悩ましい。これまで多少試行錯誤してきたが、一昨年からこのスタイル・分担を確立している。

良い撮影の秘訣は適切な撮影ポジションに自ら移動することである。しかし、撮影のためにグラウンドを隈なく移動することは困難であるし(それに近いことを試みたこともあったが)、被写体が競技の途中でグラウンドの反対側に移動したりするので、自らの移動だけでは対処が難しい。定点撮影でズームを活用して被写体アップと被写体周辺の撮影を繰り返す場合、光学ズームが重要であり、動画も静止画も光学ズーム20倍以上は必要と思っている。この光学ズームだけは、スマホでは対応できない機能である。

初めに買ったビデオカメラは2000年頃購入したシャープのVL-MR1であった。某量販店で安く売っているのを観て購入し、ポイントで予備バッテリーを購入した。このビデオカメラは、ソニーハンディカム優勢時代において、目の付けどころがシャープな商品だったと思う。メディアこそminiDVテープであったが、光学ズーム22倍で、静止画を撮影し(ストロボ内蔵)、MMC(SDカード)に記録可能であった。オーディオ端子のほかにDV端子があり、パソコンのIEEE1394端子に接続可能であった。また、液晶画面の取り外しやリモコン操作が可能で、幼稚園の発表会の時、座りながら三脚を持ち頭一つ高い位置のビデオカメラを手元の液晶画面を見ながら、リモコンでズーム操作を行い、子供の演技を撮影したこともある。しかし、発想は良かったが当時の機器のスペックが追い付かず実用的には使いこなすことができなかった。例えば、静止画の画素数が低くプリントできる画質ではなかった。また、動画を取り込むことができるような処理速度と大容量のパソコンはまだ高価で少なかったためパソコン連動もあまり使えなかった。(DVテープの保存について)

それでも6~7年は使い続け子供の幼少期の思い出を蓄積したが、砂ぼこりの中で使用した時にテープの開閉動作に支障を来たし、シャープの修理センターに相談に行ったところ、やはり結構な修理価格になることと完全回復が見込めないかもしれないとのことで諦めた。その後、シャープが「液晶ビューカム」で知名度を誇ったビデオカメラから撤退してしまったのは残念であった。現在のビクターのハイビジョンビデオカメラは廉価ながらズーム40倍を備え、メディアもSDHCカード32GBを使っているので全く不自由はない。撮影後は、HDMI経由でテレビで視聴した後、USB経由で1TB外付けHDDに保管している。

動画については、上記変遷を経て目途はついたが、もう一つ運動会撮影の課題があった。写真好きの妻が運動会で子供のアップの写真を撮りたいというのだ。それまではコンパクトカメラでスナップ写真等を撮影していたが、競技中の写真はズームがないので無理であった。初めは、上記のデジタルビデオカメラの静止画撮影機能を使って写真を撮ろうと考えた。時代とともにスペックが向上するにつれパナソニック等から静止画の画素数が高い製品が出て来たので買い換えようとも思ったが、なぜか光学ズームが10倍に低下していたりして購入を見送ってきた。動画から静止画の切り出しも試みたが、画質が悪く無駄であった。(P100の.mov形式の動画をQuickTimeで再生し、静止画を切り出すと多少マシな画質になる。)

一眼レフについては、高価な上にほとんど知識がなく、よくわからないので購入を躊躇っていた。 見送りも行き詰まり、いよいよ一眼レフを購入するしかないと思った2年前に、ズーム型デジタルカメラなるものが販売されているのに気が付いた。それがニコンCOOLPIX P100である。価格はポイントを引くと3万円を切っていたので買い求めやすかった。このP100は、光学26倍ズームで音声付き動画撮影ができるほか、連写などの撮影機能や編集機能も豊富で、シャッタースピード・絞り・感度の設定もできる優れものだ。妻もこのP100に慣れてきて、今日もズーム写真をブレずに撮っていた。

これだけ苦労した動画や静止画もせいぜい当日1回みて終わりである。無駄なので止めて応援に専念したいと思うのだが、ライフログとして記録に残さずにいられない気持ちがあるようだ。それより何故か、運動会を見ながら、もし、大人数百人が参加するこの運動会のような行事の運営を任せられたらキツイだろうと思った。移動やルール、得点、挨拶、応援などにいちいち文句が入ってとってもやってられないだろうと「つまらない」想像をしてしまった。そういう意味では小学生と先生が運営する運動会って大したものだと思う。