ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

マクドナルドの真の価値

村上龍氏のテレビ番組「カンブリア宮殿」を予約録画していて、面白そうな内容の時は観ている。最近では、スターバックスが面白かった。 マクドナルドも原田社長の経営手腕の高さが感じられた。特に、一般的にフランチャイズの立て直しというと、店舗を統合し直営店を増やし本部統制を強化するというイメージがあったが、原田社長は、フランチャイズ店を増やし、オーナーの意欲を喚起し、業績を伸ばす手法を採っており、なるほどと思った。

番組では、マクドナルドは味を良くすることで単価を徐々に上げていることが売上増加の主な要因ということだった。なるほどと思った反面、そう単純な要因だけではないのではないかと感じた。売上増加の要因は味だけではなく、他にあると思った。

現代人は忙しい。ただ真に忙しいかどうかはや疑問である。スマートフォンやテレビゲーム、インターネットなどでやることを増やし、結果として忙しくなっている面もあると思う。忙しくても必ずやらなければならないこととして食事がある。また、食事を取りながら、或いは食事の前後にスマートフォンやパソコンをしたい。これに対応している店舗がマクドナルドである。

また、休日の食事も面倒だ。家族一緒のメニューを考えるより、各々が決まった好きなメニューを頼んだ方が楽だ。選ぶのも面倒なので、ドライブスルーで買った食事を家で各々が勝手に食べる方が時間も自由に使える。これらの個食化に対応していのがマクドナルドだと思う。店舗で食事をしながら一人で時間をつぶすことができるのはハンバーガー店くらいで、スターバックスすき家ではできない。

そこにマクドナルドの価値があり、お客も値段が高くても行くのだと思う。最近は一部の店舗で宅配も始めているそうだ。世の中、パーソナル化が進展しているマクドナルドはパーソナル化にうまく対応しているのかもしれない。この番組をみた飲食店の店主が、高い素材を使って味を美味しくすれば、値段が高くても客が増えると単純に思うと、ちょっと違った方向に行ってしまうかもしれない。

昨日から何故だかわからないがグーグル検索でこのダイアリーがほとんどヒットしなくなった。このダイアリーもあまりにもつまらないのでとうとうグーグルからも見放されてしまったようだ。