ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

トヨタ86/スバルBRZについて

前々回、前回と勝手に外車ベスト10勝手に国産車4WDベスト10とクルマネタが続いたが、クルマの話題と言えば、最近はとりあえずトヨタ86とスバルBRZだろうか。トヨタ86のサイズは4,240mm×1,775mm×1,300mm。無鉛プレミアムガソリン仕様でパワーは200ps。価格はG(6AT)で248万円。4月7日から販売される予定で、出荷は5月以降となるようだ。

はじめ、このトヨタとスバルが共同でスポーツカーを開発すると知ったときは少し期待した。昔のシルビア、プレリュード、レビン/トレノのようなライトウェイト(今思えばライトだが、当時はそうではなかったかもしれない。)で走りがよく、なおかつ若者向けに手頃な価格も期待した。4WDもあるとよいと思った。しかし、開発内容がみえてくるにつれ、結局、国際規格のオーバーサイズでちょっと豪華仕様になるとわかり、あまり期待しなくなった。特に私が5ナンバー枠内と拘る車幅が1,775mmだと大きいと思ってしまう。ホンダCR-Zの方がコンセプトが明確だと思う。ただ200psというのは魅力だし、スタイルも良いと思う。

私のイメージのトヨタ86は、サイズは4,000mm×1,680mm×1,500mm、パワーは150~180psで価格は178万円という感じであった。若者が運転しやすく走りを楽しむことができ、買い求めやすいクルマになればよいなと思ったが、実車はイメージよりいろいろな面で大きかった。実は私が社会人になって初めて購入したクルマは「トヨタスプリンタートレノSJリヤスポイラーパッケージ」である。このクルマのサイズは4,285mm×1,695mm×1,305mm。1600ccの前輪駆動でパワーは105ps。(因みに1600TWINCAMは160ps)本体価格は170万円くらいだったと思う。今思えば、安定性があまり感じられず長距離運転も疲れるクルマがしたが、当時のクルマはそんなものだったかもしれない。それほど乗り回してはいなかったが(現在の方がクルマの走行距離は多い。)、若かったこともありそれなりに満足して乗っていた。

若者のクルマ離れというが、個人的には駐車場に停めやすい小型でスポーティでデザインがよく手頃な価格の日本向きの車種を各社で複数用意してくれないとマーケットは広がらないと思う。携帯電話やスマートフォンだって、ノキアサムスンは若者(特に女性)には今一つ人気が無いことと同じ理屈である。同じ値段なら小型で薄くて機能が盛りだくさんの日本仕様に若者は惹かれる。携帯電話でガラパゴスと言われるのはiモード、ワンセグ、日本語など国内規格の問題であり、機能不要論は少し違うのではないかと思う。国際規格に準じて日本製の多機能でコンパクトな商品を世界に向けて販売してほしいと思う。