ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

参考書

書店の小学生向け学習書コーナーに行くと思うことがある。問題集は山ほど売っているが、いわゆる参考書は、昔からある「自由自在」くらいしかない。(自由自在も1教科・2学年分で1冊になっている。)特に小学3~4年生向けの参考書はほとんどないと言ってもいい状況である。これでは、子供たちも教材を買って家で勉強に取り組んでも、問題が解けずに親に怒られ、やる気をなくすのではないかと思う。

問題集と解説が一緒になった本もあるが、解説部分が圧倒的に少ない。初めて取り組む単元を理解するような順序立てた詳細な解法の記述はない。制作者は、「易しい」=「薄い」と思っているのかもしれないが、基本的に「薄い」ということは、なぜそうなるかという記述が少なく理解するのが難しいということではないかと思う。真に「易しい」とは、たくさんの詳細な説明がある学校の先生の板書を集約したようなものだと思っている。

出版社の通信教育等への誘導が狙いなのかもしれないが、小学校の学年別・教科別の分厚い参考書を制作し、一人で学習しても理解できるような良心的な図書ができれば大変な価値があると思う。


将棋の子 (講談社文庫)

将棋の子 (講談社文庫)



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