ベストチョイスシンドローム

あらゆることに対して最適化を目指す最良選択症候群

[住宅]住宅と資金

8年前に注文住宅で家を建てた。注文住宅といっても規格型のローコスト住宅である。オール電化で外張断熱、ガルバリウム鋼板外壁でいわゆる総二階の総面積34坪の小じんまりとした住宅である。今のところ問題もなく暮らしている。家を建てる時は住宅の構造や間取りのことを本で随分調べたが、住宅は人によって基本的な考えが異なるので、人の意見に左右されずに自分なりに考えを確立する必要があると思った。

・ローンを早く返済する。
まず第一に借金をして建てるのだから、できるだけ金額を抑えることである。借り入れ限度額までお金をかけていいと思うとローン負担が大きくなる。ローン返済が早く終わるほど偉いという考えで、家の豪華さや建築費の値引き額で競わないようにした。建てて2~3年も経つと家へのこだわりも色褪せ住めればいいと思うようになる。

・建物より土地に価値がある。
建設費はできるだけ抑えて、土地代にお金をかけるべきである。現在の通勤の便だけで判断するのではなく、これからの子供が通学・通勤を考えて土地を選びたいものである。地域により一概に言えないができれば最寄駅から徒歩15分くらいの土地を時間をかけて探したほうがよいかもしれない。昨今は、子供が長くマイホームに住まう時代だと思うので、老後の利便性も考えて建物は抑えて土地にお金をかけた方が価値がある。建売住宅より、よい土地を探して規格型住宅を建てる方がお勧めである。

・建物内より外構が大事。
外構といっても、ガーデニングやポーチなどにお金をかけるということではない。将来子供が大きくなったとき、自転車を3台保管することができるか、(来客も考慮し)クルマを2台停めることができるかが基準である。また、車庫と物置はあったほうがよい。少なくてもアスファルト舗装はされているとよい。我が家はアスファルトとブロックを敷き、カーポート兼車庫を設置している。

・地盤調査は重要。
土地を購入する前に、所有者(不動産屋)の了解を得て地盤調査を実施してもらった。私も調査に立ち会った。N値と必要となる杭の長さは理解したほうがよい。

・柱や壁の多さと構造の丈夫さは比例する。
原則として広々として開口部の多い間取りは構造が弱い。2×4住宅構造に倣った耐力壁を設置し、1階と2階の耐力壁をできるだけ一致させるようにする。我が家は広くはないが5LDKの間取りである。

・窓は少ないほうがよい。
窓が大きく・多い家が明るくて暖かいということで好まれる傾向があるが、夏は暑いし、構造も弱くなる。カーテンの開け閉めも多くなるし、防犯上もマイナスである。(あまのじゃく的な発想であるが)

・家にお客は来ないので自分が良ければよいという造り。
住宅を新しくしても(特に呼びもしないので)来客はほとんどない。ということで、内装は(どうせ子供が傷をつけるので)標準の安いもので済ました。キッチンや風呂も標準仕様である。洗面所だけはややグレードを高いものを設置し、洗面所周りの収納は充実させた。ほかにトイレは多少凝ってもよいと思う。来客は来ないが最近は子供の友達がよく遊びに来る。いくら騒いでも怒られないということと、家にテレビゲームがないのが安心ということらしい。

・通販などでインテリアを揃える。
クローゼットなど標準的なものは建設時に備え付けてもらったが、カーテンや収納などは建設後に安価で実用的で家のサイズに合うものをじっくり選べばよいと思う。

ほかにもいろいろあるが、やはり建設費とローンである。住宅ローンは40歳代のできるだけ早くに終わらせるというのが理想である。40歳代以降に子供の教育資金、老後資金など資金需要は止まることを知らない。そのためには30歳代までに毎年100万円貯金をして1000万円貯蓄することが必要である。